1954-12-07 第20回国会 参議院 本会議 第6号
これらはそれぞれ機能に多少の相違はあるにいたしましても、重複、繁雑に堕し、受検団体をして却つて事務の混乱を来たさしめる結果を生じ、行政の能率的な運営に逆行するものであります。これらを適当に整理按排いたしますれば、適切にして合理的な検査が行われ得ると思うのであります。一方憲法上の検査機関たる会計検査院は、人員僅かに千百十八名、経費予算三億九千九百万円の貧弱なる状態であります。
これらはそれぞれ機能に多少の相違はあるにいたしましても、重複、繁雑に堕し、受検団体をして却つて事務の混乱を来たさしめる結果を生じ、行政の能率的な運営に逆行するものであります。これらを適当に整理按排いたしますれば、適切にして合理的な検査が行われ得ると思うのであります。一方憲法上の検査機関たる会計検査院は、人員僅かに千百十八名、経費予算三億九千九百万円の貧弱なる状態であります。
これでは公務員をして安心して職務に専念させることはできず、却つて事務遂行上支障を来たすものではないか。行政整理は余りにたびたび実施すべきでない。その代りやるときは機構改革をした後思い切つた大整理をやるべきではないか。政府の今回のような整理を引続き実施するつもりであるか」という質問がなされたのであります。
それから次に担当大臣を新たに置いたということは却つて事務を複雑にするのではないかというような御質問がございましたが、申すまでもなく人事院の仕事の大部分というものは給与が占めておりますにかかわらず、従来におきましては総理府の官房のほか、これを処理する特別の機構がなかつたのでございます。
以上のようなわけでありまして土木、建築両研究所のごときも、従来も必要な連絡は無論いたしておりますし、施設の総合利用もやつておるのでありますが、それは連絡で奉りまして、仮に両研究所をときどき話が出るごとく、仮に合併して一つの研究所に組織したといたしましても、業務上格別の利益もないと考えますし、まあ場所も離れておる点もありますので、却つて事務の連絡のための煩項を来たし、活濃な機動性を害するということで、
があるのでありまするが、実際は大きな企業、基礎的な企業に私は廻つて行くであろう、適用の場合が多いであろう、又それの、そのカルテルの影響が相当強いのでありまするから、それらの場合におきましては、処分をする場合におきましては、慎重な手続をとらして行くということが是非必要だと思うのでありますが、中小企業、又先刻御審議に相成つておりました輸出取引法というふうな場合には、審決手続をとつて慎重にするということは、却つて事務
むしろ先ほど楠見委員が指摘されましたように、却つて事務の実情に基いては内局よりは外局が適当だということもあつて、外局を形式的に内局にしたからといつて事務が円滑に運営され、簡素化されるものではなくして、却つて事務が非能率になるという虞れすら考えられるのであります。
ところが、農林省の外局ということになりますと、改正案による林野局の長の判こもとらなければいけないし、それ以上場合によると官房長なり大臣の判こが勿論必要だというようなことになつて来ると、却つて事務は現在の機構よりは簡素化でなくして、逆に判こを沢山捺さなければならないという複雑化する面が考えられるのですが、実際そういうことになるんじやないでしようか。
○竹下豐次君 私は大体次長の事務の範囲と、局長の事務の範囲とが同じ例が多いんじやないか、そうしますというと一階段下のものから申しますると、階段が多くなつておるだけで、それで以て却つて事務の渋滞を来すようなことが少くないのではないか、これが一つの考え方であります。
今後措置されます次長につきましても、御指摘の点は十分留意をいたしまして、次長があるために却つて事務が遅れるということに万ないように、できるだけの努力をするつもりでおります。
○一松定吉君 先ず審査委員会の裁決に待つて、然る後に不服のある者が裁判を求める、そのほうが公正で却つていいのではないか、公正で却つて事務の簡捷を図り、且つ行くところもなくなるような不安もなくなるというその御解釈は非常に私も賛成です。
○中山福藏君 ちよつともう一つお尋ねしたいのですが、それはあらかじめ最高裁判所のほうから一定の方針を明示しておくということが却つて事務の簡捷の上に必要じやないのですか、むしろ、上告の方法をとつて最高裁判所まで行つて多数の時日を要するというようなことよりも、最高裁判所があらかじめ一定の方針を指示しておくということが事務の簡捷の上から非常に必要なことじやないかと思いますが、そういうことについては何か最高裁判所
従いましてこれが非常に複雑になつており、而も年々変更がされる可能性があるというふうなことになつておりまして、この間にいろいろと仕事の引継ぎの関係でありますとか、その他いろいろと運営のために、却つて事務がうまく行かないという支障が生じますることは只今御指摘の通りでございます。
これに反して若し單位職員団体というものの連合体でありますと、いくつ加入されるかまだ最初わかりませんが、いずれ十なり二十なり先ず加入されるとして、そうして連合体がそこにできた場合には、そこに代議員が仮に一人ずつ出るといたしますと、その代議員が出られてそこで御決定になればすぐお認めになつて、直接の場合に比して或いは却つて事務的にも運用上簡便な場合があり得るのではないか、併し簡便であるからといつて單位の意思
えないかどうかということでございますが、提案理由の御説明にも申上げましたように、この事務を金融的な專門知識を使つて、而も敏速に処理するというためにはどうしても金融機関の協力を得るということが必要でありますが、そこで一番問題になりますのは、日本銀行に頼むかということでありますが、日本銀行は特殊な使命を持つており、又いろいろな政府事務を委託いたしておりますので、更にここへこの保險事務を委託するというふうなことは却つて事務
そこで協同組合の財産を、これは却つて事務の方が詳しいと思いまするが、どういう見方によつてかけようと思つておるのか、それをお聽きしたい。
ただその場合に、この都市に委譲しましたために不慣れな者が取扱うということのため、却つて事務を遅らすようなことになるとかいうようなことがあつては相済まぬと思います。これがために建築主事については、大臣が資格の検定をいたすということに先ずいたしたわけでございます。
更に委員の数を多くして各方面からの意見を反映するようにしたらどうかというお考えも、御尤もであると思いますけれども、只今申上げましたような行政機関として行政を執行して行く機関でございますから、余り多数に上りますことは却つて事務の処理を敏速にすることが困難ではないかと考えまするので、やはりシャウプ勧告の数に止めたい方針でございます。
私はいろいろな厚生施設その他につきましても考えておりますが、税務が必要である、そうむちやくちやに人を殖やしたからといつたつて、運行がうまく行くのではない、急激に殖やしたならば、却つて事務を阻害する場合も起り得るのであります。從いまして私は仕事が減つたのであるけれども、又納税人員も非常に少くなつているけれども、現状よりも或る程度殖やす、そして素質の向上を図つた方がいいと考えておるのであります。
○説明員(土井良一君) この過度経済力集中排除法とか、それから勅令五百六十七号、こういう関係を別々にいたすことも一つの方法ではございますけれども、例えば一人の職員が過度経済力をやつておるし、それから又普通の財閥解体もやつているということで、むしろこれを分けますことの方が、却つて事務能率も落ちます関係上、特別会計にはいたしておりませんで、これに入れております。
よく地方なんかでは却つて事務が煩雑して、結局は最後に知事の裁定を経なければならんのに、教育委員会が中に狭まつておるので却つて煩瑣だということを耳にするが、その点についてどういう見解を持つておるか、お伺いしたいのです。